田中(たなか)家住宅

所 在  地   徳島県名西郡石井町藍畑

指定物件   主屋、座敷、宝庫、表門、土蔵、藍納屋、北藍寝床、

         南藍寝床、味噌部屋、番屋、灰屋、土地

建設年代   主屋=元治2年(1865年)、棟札

特 徴  等   藍生産で栄えた家

所有形態   私有

概   要   田中家は寛永年間(1624〜44年)頃に、藍作りの指導者として、

         播磨から藩が招聘(しょうへい)した播磨屋与右用衛門を初代と

         し、代々藍作りを家業としたが、毎年の吉野川氾濫で被害を受

         けるため、安政初年(1853年)頃より現屋敷地の造成にかかり

         青石や鳴門石で積み上げられ石垣の上に安政6年(1887年)

         宝庫、萬延元年(1860年)南藍寝床、元治2年(1865年)主屋完

         成と続き、門・土蔵等の建物が順次明治20年(1887年)までの

         間に建設されている。主屋は南面し、茅葺寄棟造りの四方に本

         瓦葺の庇を廻した「四方蓋造」で、背面西寄りにカマヤが突出す

         る。平面は西側の土間と東側2列3室の計6室からなる。主屋を

         中心に藍製造関係の建物が配される藍商の屋敷構えである。