旧永富(ながとみ)家住宅

所 在  地   兵庫県たつの市揖保川町新在家

指定物件   主屋、長屋門、籾納屋、大蔵、乾蔵、内蔵、味噌蔵、東蔵

建設年代   主屋=文政3年(1820年)、普請文書

              主屋西北二階屋=文化11年(1814年) 、鬼瓦銘

特 徴  等   江戸時代後期の富裕農家の住宅

所有形態   東亜産業株式会社

概   要   揖保川沿いの西に位置する永富家は伊賀の出と伝えられるが、

         いつからこの地に住み着いたのか明らかでない。17世紀には

         大地主で庄屋を兼務している。南面の長屋門を入ると正面に入

         母屋造り・本瓦葺・棟に煙出しのある主屋がみえ、正面中央に

         藩主が使う玄関、右脇に主人や客人の使う中玄関、更に家族や

         私用人が使う大戸口が並ぶ。大戸口から入ると土間で、左側床

         上部の部屋列は壮観である。この屋敷構えと建物は江戸時代

         後期の富裕民家のありかたと暮らしぶりを具体的に示してくれる

         格好の民家である。